皆さんは自分のためなら他人を裏切る覚悟はありますか?
今回は私が最近読んだ小説をご紹介します。
「六人の嘘つきな大学生」浅倉秋成さん
舞台はある就職試験。
最終選考まで残った六人の大学生たち。
最終選考はグループディスカッションになり内容がよければ全員内定もあり得る。
開催日は今日ではなく今から一ヶ月後。
もちろん全員内定をもらいたいのでカフェで集まって話し合い、入念に対策。
しかし、帰りの電車で一通のメールが届く。
スピリランクス(弊社)からだ。
「六人の中で誰が最も内定に相応しいか」を議論していただくことになりました。
つまり内定は一人だけ。
一気に状況が変わった。
後日、またカフェで集まる機会を設けた。
みんなの表情はかたく少しピリついていた。
当たり前だった。みんな譲る気はない。
迎えた当日。
ディスカッションルームに入ると部屋の片隅に何か置いてある。
しかし、もしかしたら忘れ物なのかもしれないとそっとしておいた。
その置物がディスカッションの内容を大いに狂わせるとはまだ誰も知らない。
人間の本性がもろ出るこの小説を読んだ
あなたは誰も信じることができなるかも知れません。
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